WordPressプラグインのPHP互換性をブラウザで一括チェック
/wp-admin/plugins.php)を開くCtrl+A(Mac: Command+A)で全選択 → Ctrl+C(Mac: Command+C)でコピー。プラグイン名を1行1つずつ貼り付けるだけでもOK| # | プラグイン名 | 現在Ver | 最新Ver | 最低PHP要件 | 最終更新 | 判定 | 根拠 | リンク |
|---|
この判定は推定です。✅でも実環境で問題が起きることがあります。⚠️でも実際には問題なく動くことが多いです。
「どこに注意して実機検証するか」を把握するための地図として使ってください。最終判断は必ず実機で確認してください。
APIの情報上は問題なし。バックアップを取ってからPHPバージョンを切り替えてください。
切り替え後の確認リスト:
⚠️ の意味:PHP互換性の情報が不明確(要件の記載なし・更新が古いなど)。動く可能性は十分ありますが、確認なしに本番でPHPを上げるのはリスクがあります。
推奨:ステージング環境で実機確認してから本番を切り替える
ステージング環境とは、本番サイトに影響しない「テスト用の複製サイト」のことです。使っているサーバーの公式マニュアルを参照してください。
ステージングで確認すること:
| ステージングの結果 | 次のアクション |
|---|---|
| 問題なし | 本番でもPHPバージョンを切り替える。✅の確認リストを実施する |
| 問題あり | 問題の原因となったプラグインを特定し、❌の手順で対応する |
❌ の意味:プラグインの最低PHP要件がチェック対象のバージョンを超えている。このままではそのプラグインが動作しない可能性が高いです。
① まずプラグインを最新版に更新して再チェックする
WordPress管理画面の「プラグイン」から対象プラグインを最新版にアップデートします。アップデート後、再度チェックしてください。
② それでも続く場合:代替プラグインを探す
wordpress.org/plugins で同じ機能を持つプラグインを検索してください。
③ 代替も見つからない場合
プラグインがサイトの核心機能を担っている場合は、PHPバージョンのアップグレード自体を見送ることを検討してください。PHPのサポート期間は php.net/supported-versions で確認できます。
madebyyuu.com(Xサーバー運用、WordPress 6.9.4、プラグイン15個)で PHP 8.2.30 から PHP 8.4 へのアップグレードを検討。
このツールでチェックした結果、✅ 11個・⚠️ 4個・❌ 0個。⚠️ の4個(Intuitive Custom Post Order・reCaptcha by BestWebSoft・WP Multibyte Patch・WP-PageNavi)について GitHubとWordPress.orgのサポートフォーラムを追加調査したところ、reCaptcha by BestWebSoft でPHP 8.3でのFatal Error報告があったため「要注意」と判断しました。
Xサーバーはサブドメイン含むドメイン全体でPHPバージョンが統一されます。今回は自分のテストサイトとしてドメイン全体のPHPを変更して確認しました。
| 確認項目 | 結果 |
|---|---|
| サイト表示(全ページ) | ✅ 正常 |
| お問い合わせフォーム送信・メール受信 | ✅ 正常 |
| reCaptcha | ✅ 正常(事前調査では高リスクと出ていたが動作した) |
| 日本語表示 | ✅ 正常 |
| WordPress管理画面 | ✅ 正常 |
⚠️ だった4プラグインを含む全15プラグインがPHP 8.4で正常に動作しました。
事前調査で「⚠️ 要注意」と出たプラグインが、実機では問題なく動作しました。これはツールの判定が間違いというわけではなく、「情報が不足していたため確実性が低かった」という意味の ⚠️ でした。
ツールを使う目的は「絶対に大丈夫かを確認すること」ではありません。「どこに注意を向けて実機検証すればいいかを把握すること」です。事前調査で地図を描き、実機検証で確かめる。この2段階が安全なPHPアップグレードの基本です。